手帳は何度も試しては挫折してるから自分にはムリ….
今回はそんな人に向けて記事を書いています。
ロフトや東急ハンズでは毎年素敵なデザインの手帳が並び、また手帳の使い方インタビュー等では色鉛筆やイラストを駆使してびっしりと文章が書き込まれた手帳が紹介されていて、そのたびに「自分もこんな風に手帳を使いこなせたらな」「でもまたどうせ挫折するだろうな…自分には無理だな…」と思った経験があるのは僕だけではないはずです。
今回はそんなふうに手帳をみっちり使いこなせない、「手帳を何度も挫折してきた人」でも手帳を使いこなせるようになる「なんでもノート」についてご紹介していきたいと思います。
なんでもノートとは?
なんでも書いていいってこと…?!
なんでもノートとは、その名の通りテーマを決めずどんなことでも書いて良いノートのことを指します。使うノートはメモ帳でも良いですし、手帳でもスケジュール帳でもなんでもOK。気に入ったノートを使いましょう!!
やることリストを書いた次のページにはちょっとしたスケッチがあって、次のページには急いでメモした歯医者の電話番号があって、次のページには今年やりたいことが書いてあって…そういう自由な使い方を良しとした手帳がなんでもノートと分類されています。
とにかくどんな使い方をしても良いわけですから、一番自分がのびのびできる方法で活用すればそれが正解。ページごとに使い方がしっかり決められた手帳に挫折した人は、手帳を使いたい!! という欲はあるわけで、そう考えると手帳に挫折してきた人はなんでもノートこそがが性に合っている可能性が高いと言えるかもしれません。
なんでもノートの役割
そもそも一般的に手帳を活用している人は手帳に何を書き込んでいるのでしょうか?
- スケジュール管理
- TODO管理、やることリスト
- 将来やりたいこと、豊富
- 走り書き、ちょっとしたメモ
- スケッチ、落書き
- 体重管理、健康
- 観た映画、読んだ小説のレビュー
などなど…そもそも我々は何のために手帳を開くのでしょうか?
私は手帳の大きな役割は2つあると考えています。
それは情報の蓄積と整理です。
情報の蓄積は、要は「さっき思いついたアレ、何だっけ?」の解決です。
我々は日々膨大な量の情報に晒されており、現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分などと言われます。そんな情報の嵐の中では「ちょっと良いと思ったフレーズ」「そういえば今年やりたいこと」「さっき見たドラマの感想」のようなものはすぐに消えて忘れ去ってしまうもの….。
その時手元にちょっとしたノートがあれば、それを後から見返して、昨日よりちょっとステップアップできたり、本当はやらなくちゃいけない瑣末なことをどんどん消化できるかもしれませんね。
情報の整理は要するに「考えるの面倒くさくなってきたからまた今度にするか…」の解決です。
皆さんは「考え事をする」と言ったとき、どんなふうに考え事をしますか?
「最近運動してないな…今年こそは運動したいんだよな。そういえば家の近くにジムあったよな。あのジムちょっと調べてみようかな…。スマホで調べてみよう。あ、スマホの充電してくるの忘れた。モバイルバッテリーって普段から持ち歩かないといざという時困るよな。モバイルバッテリーといえばこないだの飲み会のとき…….」こんなふうに次から次へと連想ゲームのように考え事が湧いてきて、最終的に考え事がまとまらなかったり、うやむやになってしまうような経験はありませんか?
僕たちは考えなくちゃいけないことが山ほどあって、しかもそれが「単三電池を買う」から「今の仕事を辞めるかどうか」まで重要度も緊急度もまちまちなものだから、ついつい「急ぎであまり重要ではないこと」ばかり考えがちです。
本当に考えるべきこと「これからどうやって生きていく?」「今の恋人と結婚すべき?」「語学留学してみたい」と向き合うためには、それについて自分と話し合う場が必要だと僕は考えます。
そのためのツールとして、夢も、やることも、反省も、何もかも許容してくれる「なんでもノート」のような存在が必要なのです。
【結論】「なんでもノート」を始めると人生が始まる
なんでもノートを始めるメリットはとてもではありませんがここには書ききれません。
少なくとも言えることは「手帳を使う人」になれるということです。
手帳を使う人はスケジュールを管理することができるようになり、その結果自分にとって無駄な行動を取らなくなり、出費が減ります。健康に興味があれば体重管理をするようになり、あるいは運動をするようになり生活が改善されます。ちょっとした日記を書くようになり、自分の気持ちや状況を言語化することにより精神が安定します。また、手帳を継続して書くことによって、それそのものが自信につながり、自己肯定感が上がります。あるいは手帳を使い続けることによって友人ができるかもしれません。
手帳は自分を写す鏡です。それを毎日継続して、たまに見返すことで自分の今いる場所を確認する。
つまり手帳をつけることで僕たちは自分の人生と向き合うことができます。そう考えると手帳とは自分の人生を前向きに一歩ずつ歩く旅に携えた自作の地図のようなものかもしれませんね。
なんでもノートについては今後も触れていきます。
もし始めてみた人がいらっしゃったらこっそり教えてください。
コメント